01馬を探す

馬というと、競走馬のようなスマートな馬を想像される方が多いと思います。千興ファームグループでは競走馬ような軽量馬ではなく、一般的な牛よりも大きい重量馬を主に取り扱っています。重量馬は寒い地域の馬のため日本には多くおらず、海外に買付に行く必要があります。
日本では、カナダから馬を仕入れるのが一般的でした。しかし、千興ファームグループはより良い馬を仕入れるために世界中を探し、日本で初めてフランスからの生体馬の輸入を実現しました。

02育てる

千興ファームグループには、本社の横の「御船牧場」、90万坪を超える敷地を有する「西原牧場」、熊本市東区にある「小山牧場」の3つの牧場があり、1700頭程度の馬を育てることができる環境があります。
馬は牛や豚と比べ、ストレスに弱い生き物であり、広く衛生的な環境が必要となります。そのため、千興ファームグループでは、最新の設備や一部自社製造の飼料を使って馬を育てています。

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03加工する

千興ファームグループでは、馬専用のと畜場を自社で保有しています。自社で肥育~製品化までを一貫しておこなうのは「命をいただく一次産業だからこそ、少しの無駄も出さないのが私達の使命である」という想いがあるからです。例えば、と畜場と工場が離れていれば、移動の過程で品質がさがってしまう可能性もあります。そうなるといただいた命を無駄にしてしまいます。私達はそれを避けたいのです。また、お肉を無駄にしないためにも、常に美味しくて安全な商品作りができるように日々研究と技術研鑽しています。

04生食の安全を守る

熊本の馬刺しは、日本で唯一の生肉食文化です。以前は、牛肉や鶏肉も生食提供が可能でしたが、O157などの事件や年々高まる衛生基準の中で規制されていきました。馬刺し文化がこれからも続くよう、千興ファームグループでは徹底した衛生管理基準の策定と従業員の衛生意識の向上に努めています。

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取り組み例

2002年、食肉工場としては世界初のSQFの認定を受ける。以降20年以上継続認証。

工場内の全工程をカメラで録画し、生産工程のチェックを実施。

最新の機材の導入を積極的におこない、リスクを減らす。

工程ごとに、機材すべての洗浄消毒を実施。

30分に1回、工場内の殺菌作業をおこなう。

05お客様に届ける

千興ファームグループは、熊本県内9箇所の販売所とオンライン店舗で商品の販売をおこなっており、年間約45万人のお客様に千興ファームの商品をお届けしています。特別な日や贈り物に使われることが多い馬肉ですので、お客様に満足いただけるような製品提供と接客を心がけています。また、馬肉文化発信の機能として、気軽に買える商品や観光の方向けの食べ歩きやテイクアウト商品の開発販売も積極的におこなっています。

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06企業様に届ける

展示会や問い合わせなどで出会った企業様と直接取り引きもしています。
取引企業は、大手スーパーやコンビニ、回転寿司チェーンから飲食店ホテル旅館など、1500以上ありその全てに対してベストな商品をお届けできるよう、商品を企画し提案をしています。

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07馬刺し文化を発信する

6次化企業として、千興ファームグループでは飲食事業「菅乃屋」を運営しています。自社製品をより美味しく、より感動していただけるよう日々研究し、馬刺しだけでない馬肉の魅力を発信します。
馬肉のパイオニアとして常に最先端の提案ができるよう、店舗を規格化して増やすのではなく、あえて様々な形態で新店開発をし、お客様にお喜びいただいております。

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08馬を研究する

産学連携で大学と共同研究で馬肉に対して科学的なアプローチもおこなっています。

09馬を増やす

完全国産の馬肉提供を目指して自社での繁殖にも取り組んでいます。 馬は牛や豚に比べ、繁殖が難しく国内では繁殖~提供までを一気通貫できている企業は少ないです。
千興ファームグループはこれを実現しようと自社での繁殖取り組んでいます。

GROUPグループについて

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熊本県の「馬食」文化を守る、馬の専門企業千興ファームの概要について。